もはや緊張しかない。
羽田からカタールを経由してスペイン・マドリードの空港に着いた。
空港に着いた途端、緊張が走る。
ちゃんと市内まで行けるのか
ちゃんと宿が見つかるのか
ちゃんとレストランで生ハムを注文できるのか
あとはトイレでトイレットペーパーを流していいのか。
などなど不安だらけで緊張している。
3年ぶりの海外。旅をしなさすぎて旅筋なるものが地の底まで落ちてしまった気がする。
旅筋は筋肉と同じでやってないとどんどん落ちていくものなのだろう。
物事が円滑に進むことが多い日本に長くいて不確実性に対する耐性が落ちた気もする。
旅は不確実性に対する耐性を取り戻す意味では有用に思うしそれを今回の旅に期待してる側面はないこともない。
本題に戻ろう(本題があるのもかわからないが笑)
最初の難関は荷物受け取りだった。
とりあえずマドリードの空港は案内が不十分でどこに荷物受け取りの場所があるか迷ってしまった。
そのへんを歩いているおじさんに質問してなんとか凌いだ。
荷物を受け取った後は宿のある市内中心部への移動である。
空港から市内中心部への直通バスで行こうかと考えた。
これまた超難関である。
バス乗り場が初詣の神社を超えるレベルで人でごった返している。
この行列に並んだら軽く1時間はかかりそうだ。
長旅でヘトヘトで1時間も並べない。というか早く飯食いたい。胃袋が持たない。
でもUberはスマートに使える身分でも無い。円安の今、Uberを使う贅沢は許されない。
少し空港を彷徨った挙げ句、Renfeなる鉄道が空港始発で出ていることを発見。こちらは行列もなく速攻でチケットを買えた。
しかも、たったの3ユーロ。世界有数の通貨安の民にとってこれはありがたすぎる。
でもなぜ他の人はバスに殺到してこっちのRenfeを使わないのだろうか?
そんな疑問が浮かんできた。
仮説:バス乗り場が空港の出口からすぐ見えるところにあるから。
これだけ。まあ普通に考えて他の国で鉄道に乗るのはややハードルが高い。
実際問題、renfeの切符の買い方はわかりづらい。
でも、このわかりやすさでバスを選んだ代償は行列に並ぶこと。
なんだかこういうことってよく起きがちな現象だよなと思った次第。
ちなみにrenfeは車内が清潔で快適でした。バスよりおすすめです。
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